今朝「サンデーモーニング」のスポーツコーナーに、中畑清と落合博満がコメンテーターとして出演していた。二人ともに69歳と字幕が出た。驚いたのはその老け方で、現役時代と比べると、当然とは言うものの、極めて老け込んで見えた。
昨年亡くなった村田兆治は72。今年訃報が届いた門田博光は74歳だった。二人ともここしばらくはメディアへの露出は激減していたから、それと比べると、中畑と落合はまだ元気なほうだと言えるのだろう。長島茂雄が脳梗塞で倒れたのは68歳の時だったから、野球選手の体力と知力の分水嶺は70歳程度だとザックリ言えるかもしれない。
大変な仕事で思い浮かぶのは軍人だが、大東亜戦争の緒戦を指導した山本連合艦隊司令長官は59歳で戦死した。軍人のピークは50代前半だと言われることが多い。
さて、今日取り上げたいのは日本銀行の総裁職だ。
次期総裁に植田和男が決まるようだが、彼は私と同年齢の71歳だ。中央銀行の総裁はかなり激務だと思うが大丈夫だろうか。
調べてみると、FRBのパウエル議長が70歳。ECBのラガルト総裁が67歳で、上田がとびぬけて高齢と言うわけでは無さそうだ。政策を判断する頭脳と、対政府の交渉力、メディア・国民への説明力を持つ人であれば、70歳越えても大丈夫と言うことであろう。
同年代の星として頑張ってもらいたい。
2023年2月12日 日曜日