最近海外のニュースレターでよく目にする英語の略語を二つ紹介したい。
一つ目はBYOB.
英ジョンソン首相が2020年の外出禁止期間中に公邸でパーティを再三開いていた件でよく出てくる。この言葉はご存知の方が多いかもしれない。
Bring Your Own Booz, 或いは Bring Your Own Bottles, Bring Your Own Beer の頭文字を取ったものだ。パーティで主催者はアルコールを用意しないので自分が好きなアルコール飲料を持ってきてね、という英米でよくあるパーティのスタイルだ。
翻って、毎年末の横須賀高校8組の同窓会は、同窓生が経営する寿司屋でやるのに、会費千円でビール1杯付、それ以上のビールは1杯500円、ビール以外のアルコールは各自持参、食料も持参、というものだ。Bring Your Own Booz and Food, BYOBF とでもいうのですかね。。
二つ目はWWJD
元来は、ある倫理的な判断を伴う行為をする際に、What Will Jesus Do, (キリストであればどうするだろうか)と自分の心に聞き返す言葉だ。
今、市場関係者の中でこの言葉が復活している。What Will Jerome Do (ジェローム・パウエルFRB議長は何をするだろうか)という意味だ。急速なインフレの増嵩とオミクロン株の感染状況にどう対処するかに世界の注目が集まっている。
さてわが国では、WWKD What Will Kuroda Do? 日銀の打つ手は、現状維持しかないと見透かされているので、こうした疑問は日本の中では、あがってこない。インフレが増嵩しても、政府の財政破綻に直結する恐れが大きい金融引締めの選択肢は我が国にはない。ああ。。
(2022.1.16 Sunday)