梅雨の上高地へ2泊3日で行ってきました。有名な行楽地へ生まれて初めての旅行でした。
ツアーにしたのは、面倒を避けようというのとなかなか取りにくい帝国ホテルに2連泊するのが主目的でしたが、最初の2日間は雨に降られました。
1日目はホテルにチェックイン後、河童橋まで小雨の中を散策。2日目は、明神池までのガイド付きウォーキング往復でしたが、雨がひどかったので河童橋でリタイアしました。3日目はすっきりと晴れて、大正池へのガイド付き散策を楽しみました。焼岳と大正池、晴天に山容を表した穂高連峰の姿は、上高地ならではのものだと感激しました。
何点か気づいたことを記します。
・帝国ホテルのサービスには感心しました。傘も、雨合羽も、ウォーキングシューズまで貸し出してくれるのでした。なんの準備もせず平服で行っても、散策を楽しめるのでした。
・サービスは至れり尽くせりでしたが、朝晩の料理は東京の方が美味しいと思いました。昼食のカレーライスは東京と同じ味でした。
・ガイドブックで有名な、河童橋近辺のチーズケーキとアップルパイを食べましたが、東京と同じレベルの味だと思いました。世界中の美味しいものは東京に集まっているというのが実感です。
・中国人の旅行客は上高地にも多く、子供連れの旅行者の多くは中国人でした。河童橋周辺のビジネスはインバウンドに依存している印象でした。日本の観光客は大学生のような若者が多かった。みなマナーは良かった。
・いまはオフピーク時と聞きましたが、ピーク時にはどれほど散歩道が混むのかとても危惧しました。
参加したツアーは高齢者が多かった。交通は東京から上田まで新幹線、上田から松本経由で上高地入るものでした。個人でアレンジするとこのルートは面倒だと思いました。新宿から7:15のバスに乗ると帝国ホテルに11:59に着くバスがありますが、バスにそれだけ乗るのも苦痛です。
新幹線の駅からのアクセスの容易さが行楽地のポイントになるのではないかと思いました。軽井沢や那須は、俗化していますが、行くには便利だと改めて思いました。
上高地の旅行客が集中豪雨で閉じ込められて、自衛隊に救出されたことが何年か前にあったと思いますが、水流の激しさと山肌の軟弱さをみて、さもありなんと思いました。
今回は、3日目に晴れたので「終わりよければすべてよし」の旅行になりました。
2024年7月14日 日曜日