木曜日金曜日と四国に小旅行をした。
往復には羽田と徳島便を利用。木曜早朝の羽田発。金曜夜10時過ぎの羽田着だったが、いずれも満席だった。空港は早朝も夜遅くも人でごった返しており、航空業界の復調ぶりを肌で感じた。
四国の観光地の人出はまずまずと思われた。ホテルもかなり埋まっている印象で、宿泊業も復調している様子だった。ホテルのエレベータでタイの若者4人と乗り合わせ、昔タイに赴任していたことがある身としては、タイの若者が安い日本に個人で来る時代だと思い、日本の観光業者がインバウンドインバウンドと念仏を唱えている理由がわかる気がした。
ただ、観光地以外の地方都市は人出が少なく、シャッタの閉まった商店街も散見された。構造的な問題にメスを入れないとインバウンドに浮かれていては地方都市の再生は無いと思った。
最近旅行会社から海外旅行の案内メールがたくさん届くようになった。案内を開くと、多くのツアーで「キャンセル待ち」とか「残り数席」という字が目につく。特にビジネスクラスの旅行に顕著だ。
コロナで抑えられていた高齢層の海外旅行需要(ペントアップ需要)に火が付いているのだろう。世界中で旅行需要が沸騰し、内外の旅行関連株式に注目すべき数年になるだろう。
2023年5月13日 土曜日