相場格言シリーズ No.4 「ナイフは地面に刺さってから拾え」

 注目していた株が急に下がってきた。ナイフが落ちてきた。どう掴むか? 落ちている途中で無理につかもうとすると刃で手を傷つける恐れが大きい。

 例えば、2月3日の メタ・プラットフォームズの26%急落のようなケースだ。一日で約28兆9600億円の時価総額が吹き飛び、1営業日の消失額としては過去最大だ。2日夕に示した決算と業績見通しが株価急落の原因だが、ここでどう動くか? 

 個人投資家としてはナイフを 空中で掴むリスクは避けたい。落ち切ったと思われるタイミングで拾うべきだ。依然ウォール街のアナリストの多くがこの株に強気だが、Let’s wait and see! Time will tell.

(2022.2.4 Friday)

世界の動き 2022.2.4 Friday

N.Y. Times 電子版より

1.ISリーダーが米軍の急襲いより死亡
【記事要旨】
 ISの指導者Abu Ibrahim al-Hashimi al-Qurayshi(イラク生まれの45歳で殆ど知られていない)がシリア北西部の隠れ家への米特殊部隊の急襲で死亡したとバイデン大統領が木曜に発表。
 バイデンはAll Americans have returned safely from the operation.と語る。
【感想】
 ISの刑務所の襲撃に見られるようにシリアは不安定。バイデンのコメントは楽観的過ぎる。

2.ロシアは米軍の配備を非難
【記事要旨】
 原文引用 But the Kremlin spokesman, Dmitri Peskov, accused the Americans of “igniting tensions on the European continent,” and described the U.S. deployment to Poland and Romania as a threatening act “in the vicinity of our borders.”
 これに対し「軍の展開は危機対応の一時的なものでウクライナへの兵力配備は考えていない」と米は応酬。
【感想】
 お互いに振り上げたこぶしのおろし所を考えているのか。ここ数日の動きに注目。日本のTVでは北京五輪中にロシアがウクライナに侵入するという報道もあるが、ロシアが制裁リスクを考慮すれば、そこまでは行かないと思われる。

3.オーストラリアとニュージーランドはゆっくりと国を再開
【記事要旨】
 オーストラリア政府は徐々にコロナと共存する方向へ政策シフトし規制緩和方針。ただ国民の多くはまだ慎重。ニュージーランドは今後9か月で徐々に入国規制を緩めていく方針。
【感想】
 オーストラリアではこれまで一日の最大陽性者数が3000人以下とのことで上手にコントロールしている印象。タイもタイトなコントロールしているけど早く緩和して欲しい。

米国北東部の天気の記事:More than 100 million Americans were under weather warnings on Thursday after a snowstorm caused closures and crashes from New Mexico to Indiana and beyond.

(2022.2.4 Friday)

内部統制ことわざシリーズ No.3 「ウォークスルーから出たまこと」

本歌:「嘘から出たまこと」

解題:ウォークスルーとは、取引の開始から取引記録が財務諸表に計上されるまでの流れを追跡する手続きです。(内部)監査では以下の目的を達成するためにウォークスルーを行うことがよくあります。

(1)取引フローの理解・整理の検証
(2)職務分掌の状況の検証
(3)コントロールの整備状況の評価

 事務手順書や職務分掌ではきれいに整理されていても、実際の手続はそれとは大きく異なっていることを発見することが多いので、内部統制のレビューの早い段階でウォークスルーをしてみる必要があります。

結論:「ウォークスルーから出たまこと」

(2022.2.3 Thursday)

世界の動き 2022.2.3 Thursday

N.Y. Times 電子版より

1.米国、東欧への兵力派遣を決定
【記事要旨】日本のメディアでも大きく報じられていました。
バイデン大統領は3000人の米軍兵力を東欧への派遣を承認した。そのうちの1000人はドイツからルーマニアとポーランドへ派遣される。
米国が東欧を守ることをNATO諸国に形で示すことが大事だとカービー報道官は説明している。
中国はロシアを支持。北京五輪開幕前に習近平とプーチンの会談が予定されている。
【感想】
米国はロシアに対し制裁だけで武力行使は考えていないと当初説明しており、その説明を覆す強い関与を示したいためにバイデン大統領が取ったアクション。  兵力の逐次投入という印象を免れない。

2.北京五輪開幕
【記事要旨】
金曜に開会式。それよりまえにカーリング等いくつかの競技は始まった。
夏と冬の二つの五輪を開催する最初の都市となる北京は厳戒下にあり、人権侵害や近隣への恐喝外交についての非難も受け付けない。
注目すべき選手として Mikaela Shiffrin in Alpine skiing. Chloe Kim and Shaun White in snowboarding. The figure skaters Nathan Chen and Yuzuru Hanyu. The Dutch speedskating team is so dominant that qualifying for the Olympics can be the hardest part.
【感想】
NYTimesも挙げている羽生や女子スピードスケートに期待しましょう。

3.鼻へのワクチン接種?
【記事要旨】
インドのBharat BiotechはCOVIDへの最初の鼻へ投与するワクチンの開発をしている。1月に第3相の試験開始の許可を取得している。
同種のワクチンを開発している企業は多い。ウィルスが体内に侵入する入り口でワクチンを接種するのは効果が高く、子供にも摂取しやすい。
【感想】
Bharat Biotechについては以下を参照してください。インドの有力なワクチンメーカです。
https://en.wikipedia.org/wiki/Bharat_Biotech
N.Y. Timesの記事にも関わらず、株価は反応していません。

その他:
今日出てきた国名。Democratic Republic of Congo、Guinea-Bissauどこにあるかわかりますか?

日本に関して:Lives lived: Shintaro Ishihara, the outspoken nationalist governor of Tokyo, died at 89.

(2022.2.3 Thursday)

注目すべき二人の米国政治家

バイデン大統領のもたつきやトランプ元大統領の居直りには、日本人の私さえ辟易しているので、多くにアメリカ人はもっとうんざりしていることだろう。
 こんな老人ばかりでなく、活きのよい若い政治家は米国にはいないのだろうか。二人の政治家が最近気になっているので紹介したい。

 共和党からはRon DeSantis  現在はフロリダ州知事だ。その主張はほぼトランプと同じ。イタリア系カトリック、43歳の共和党の保守派だ。https://en.wikipedia.org/wiki/Ron_DeSantis

 民主党からはRo Khanna 現在はカリフォルニア州選出の下院議員だ。その主張はほぼバーニー・サンダース大統領候補と同じ。インド系ヒンズー教、45歳の民主党の左派だ。
 https://en.wikipedia.org/wiki/Ro_Khanna

 デサンティスは現在共和党内で大統領候補としてトランプに次ぐ支持率を得ている。トランプが出なければ彼を、という声も共和党で出ている。

 カンナは民主党左派として人権問題で発言力を増している。今後中道派まで含めて民主党内で支持率をあげられるか見守りたい。カンナは反日議員として有名だったマイクホンダを破って下院議員になったが、ホンダ以上に親中排日的だという見方がある。

 いずれにしても次世代の代表としてこの二人に注目する必要がある。日本の政治家にはぜひパイプを築いておいて欲しいものだ。

(2022.2.2 Wednesday)