N.Y. Times 電子版より
今日の一言:
沖縄復帰から50年。私が20歳の時の出来事だったが、その時の興奮は良く覚えている。佐藤首相の名言「核抜き、本土並み」も。
国際情勢は米軍基地を簡単に減らせない状況にあるが、基地機能の集約化、日米地位協定の改訂を進めてもらいたいものだ。
1.北朝鮮での感染爆発続く
【記事要旨】
政府は発熱症状のあるコロナ患者は金曜の18000人から土曜には174400人になったと発表。先月来の累計は524400人。北朝鮮では一部エリート以外はワクチン接種が進んでいない。韓国は検査キット、ワクチンや治療薬の支援を表明。
【感想】
あれだけ厳格なゼロコロナ策を取ってきてもウィルスの侵入は防げず、一度侵入されたらワクチン未接種の国民にあっという間に広がる。26百万を擁する国家での舵取りが注目される。経済政策と違い部下の責任には出来ないだろうから金政権を揺らがせる事態になりかねない。
2.インドは小麦輸出を禁止
【記事要旨】
世界的な食糧需給の不安定に対応し世界第二位の小麦生産国であるインドの食糧相は輸出禁止を発表。4月にモディ首相はバイデン大統領に小麦備蓄の放出を約したのにこの決定発表。ウクライナとロシアの戦争、黒海の封鎖、インドの熱波、中国の豪雨が重なり小麦生産は打撃を受けている。
【感想】
前にも書いたがリスクはいくつか同時に顕在化するとコントロールが急に困難になる。人の努力で解決できるのは「戦争」だ。世界の指導者が努力してウクライナでの戦争を止めることが「今」求められている。
3.韓国で手術室の録画が義務化
【記事要旨】
韓国は全身麻酔下で手術する際は録画を義務化する数か国の一つになった。医師の監督がない手術が過去8年で5件の死亡事故をもたらした。医師が手術を看護師に代役させ手術手続きを膨らませ収益の最大化を目指していると監視グループは語る。倫理学者と医師からは、患者のプライバシーの保護、医師のモラル維持、危険のある手術への取組へのしり込み、といった問題があるという指摘がある。
【感想】
国立大学の付属病院で不慣れな医師が患者を何人も死なせた事件があったが、その後の議論はどうなっているのだろうか。喉元すぎれば日本のマスコミは取り上げない。
その他:
NATO加盟
Finland’s government and Sweden’s governing party confirmed that they would seek NATO membership on Sunday, another strategic setback for Russia.
UAEの指導者
The U.A.E. has a new leader, Sheikh Mohammed bin Zayed Al Nahyan. His half brother Sheikh Khalifa bin Zayed died on Friday, after leading the Persian Gulf country for 18 years.
K-Tatooですか。
Tattooing without a medical license is illegal in South Korea, where decorative body art has long been associated with organized crime. But the law is crashing into rising international demand for what are known as “k-tattoos,” and the country’s tattoo artists argue that it’s time to end the stigma against their business.
(2022年5月16日 月曜日)