今日の言葉:
「卯月」
もう4月になった。卯月だ。
この名の由来としては、「卯の花」が咲く季節(実際の開花期は 5~6 月)だから、という説が有力だ。「卯の花の匂う垣根にホトトギスはやも来鳴きて忍び音漏らす夏は来ぬ」は素敵な歌だ。昨日は東京の最高気温28.1度で、本当に夏が来た天気だった。
ニューヨークタイムズ電子版よりTop3記事
1.停戦交渉再開に向けてイスラエル国内の不安が拡大
【記事要旨】
イスラエル高官によると、イスラエル代表団は昨日、停戦交渉に参加するためカイロに到着する予定だった。 テルアビブとエルサレムでは、数千人が連日街頭に出て、イスラエルのネタニヤフ首相に抗議した。
昨日、エルサレムのイスラエル国会前で抗議活動参加者らが、開戦以来ネタニヤフ政権に対する最も大規模なデモの一つとして早期選挙の実施を求めた。 土曜日、テルアビブでは数千人が別の反政府抗議活動を行った。 ネタニヤフ首相は、広範な利益よりも自らの政治的生存を優先したと信じる国民の怒りの増大に直面している。 同氏は昨夜ヘルニアの手術を受ける予定だったため、反発が生じた。
ある高官は、イスラエルの戦時内閣が会合を開き、ガザ北部の故郷に帰還する避難民パレスチナ人の問題など、協議に関連する問題を話し合う予定だと述べた。 ハマス高官はインタビューで、イス戻ることを拒否していると述べた。ことを拒否していると述べた。
人道当局者らは、数カ月にわたる紛争の停戦によってのみ、差し迫った飢餓を回避するためにガザへの十分な援助が可能になると警告している。 国際司法裁判所がイスラエルに「支障なく」納品を続けることを許可するよう命じたにもかかわらず、援助は微々たるものにとどまっている。 イスラエル外務省は、援助の流れを促進するために多大な努力が払われたと応じた。
バチカン:復活祭の主日ミサ中の毎年恒例のメッセージの中で、教皇フランシスコは「即時停戦」を呼びかけた。
【コメント】
イスラエル国内の反発が強くなりナタニヤフ氏も安閑とできなくなった。ただ、極右連合政権を維持できる人間が彼以外にいるのだろうか。
2.亡命者の殺害でロシアの暗殺部隊への懸念が高まる
【記事要旨】
昨年の夏に亡命し、ヘリコプターと機密文書をウクライナに届けたロシア人パイロット、クズミノフ氏の2月の死は、より広範な懸念を引き起こした。
クズミノフさんはスペインの海辺のリゾート地、ビジャホヨサで殺害された。 彼の死亡場所は、ロシアがウクライナに侵攻した後、組織を解体しようとする協調的な努力にもかかわらず、ロシアのヨーロッパのスパイネットワークが活動を続けており、クレムリンの敵をターゲットにしていることを示唆している。 ある専門家は、ロシアの情報機関は国内外でスターリン時代を彷彿とさせる攻撃的なレベルで活動していると述べた。
スペイン警察幹部はこの殺害について「明らかなメッセージだった」と語った。 クズミノフは6発撃たれ、車に轢かれた。 殺人者らはまた、旧共産圏の標準であった弾薬を使用した。 ロシアを直接関与させる証拠はないが、警察幹部らはこの殺害にはクレムリンに関連した同様の攻撃の特徴があると述べた。
【コメント】
「邪魔者は消せ」と言うのは昔の映画ではなくクレムリンでは今でも通じる言葉だ。
3.インドのテクノロジー産業の拠点が水危機に直面している
【記事要旨】
南アジアのシリコンバレーであるベンガルールには、世界中のソフトウェアでは解決できない問題がある。それは、水を切実に必要としているということだ。 学校にはトイレを流すための水が不足している。 洗濯機は動かせない。 シャワーは制限され、汚い水しか飲めない子供たちが腸チフスで入院している。
この地域は雨がよく降る。 問題は、統治と環境管理の失敗だ。 都市がデジタルの未来に向かって突っ走り、人口が 1990 年代から 3 倍の 1,500 万人に増加し、活発なテクノロジーのエコシステムを構築する中で、水管理は遅れ、50 万もの井戸が野放しに都市に広がったため、帯水層は枯渇した。
【コメント】
バンガロールには行ったことが無い。ニューデリーではまだ時々停電があるようだ。世界最大の人口を抱えるインドは中国を追い越す経済成長を達成することが出来るのだろうか。
その他の記事より
ヨーロッパ:
極右勢力がチャンスを感じているため、農業抗議活動が大陸の食糧システムと政治を変えつつある。
トルコ:
エルドアン大統領は、新星であり潜在的なライバルである現職市長からイスタンブールを奪還するために党の運動を展開した。
バングラデシュ:
「夜の政府」として知られるほど難民キャンプに定着している武装ロヒンギャ集団が、暴力の急増の背後にある。
北朝鮮:
ロシアは拒否権を行使し、北朝鮮の核開発計画に対する制裁回避の取り組みを監視していた国連の委員会を封じた。
ペルー:
警察は、ディナ・ボルアルテ大統領がロレックスの時計を着用しているのが目撃されたとの報道に対する汚職捜査の一環として、大統領の自宅を家宅捜索した。
2024年4月1日 月曜日