いよいよ今日からインボイス制度が開始だ。
インボイス制度とは国税庁の説明によれば以下だ。
『適格請求書(インボイス)とは、
売手が買手に対して、正確な適用税率や消費税額等を伝えるものです。
具体的には、現行の「区分記載請求書」に「登録番号」、「適用税率」及び「消費税額等」の記載が追加された書類やデータをいいます。
<売手側>
売手である登録事業者は、買手である取引相手(課税事業者)から求められたときは、インボイスを交付しなければなりません(また、交付したインボイスの写しを保存しておく必要があります)。
<買手側>
買手は仕入税額控除の適用を受けるために、原則として、取引相手(売手)である登録事業者から交付を受けたインボイス(※)の保存等が必要となります。
(※)買手は、自らが作成した仕入明細書等のうち、一定の事項(インボイスに記載が必要な事項)が記載され取引相手の確認を受けたものを保存することで、仕入税額控除の適用を受けることもできます。』
今日自宅近くのスーパーに行き、レシートを確認したら「登録番号」がしっかり記載されていた。店内のポスターで、「手書きの領収書はもう発行しない」ことが告知されていた。確かに登録番号を手書きしていたら面倒で仕方がない。
当方も会社を経営しているのでどうしたかと言うと、インボイスの業者登録はしなかった。売上先は数が限定されているし、こちらがインボイス登録しなくてもビジネスはこれまで通り進みそうだ。そもそも課税業者たるべきレベルの売り上げが無いのに、わざわざ番号を取得し、消費税を払うのも釈然としない感じだ。
先日は個人事業者やフリーランスの人たちが、インボイス制度反対のデモを国会前で行っていた。当方は制度改定には賛成だが、手続きが複雑になるのは御免と言う立場だ。
2023年10月1日