N.Y. Times 電子版より
1.戦闘激化に巻き込まれるウクライナ市民
【記事要旨】
ロシアの無差別攻撃で多くの市民が暖房が無く食料も欠乏する生活に陥っている。月曜までの202の学校、34の病院、1500のビルが破壊され、1000の町で全く電気が遮断されているとゼレンスキーのアドバイザーが説明。ロシアからの露やベラルーシへの退避案をウは拒否。人道回廊では市民脱出できていない。ミコライフが確保しているとウは発表。
米は17000の対戦車兵器をNATOとともにウに供与を計画、サイバー部隊の支援も。直接的な軍事関与に一歩近づく。
露では言論統制強まりソ連時代の独裁体制に戻る。
【感想】
未だに露は一般市民を巻き込む攻撃はしていないと説明。
株式市場は状況の改善が見えず株安へ。今後も神経質な動きが
続くと思われる。
2.習主席のプーチン支持が中国の選択肢を制限
【記事要旨】
一月前にオリンピック開会式でプーチンとの「友好」を謳った後3週弱で露はウクライナで戦端を開いた。当初露に融和的だった中国は徐々にスタンスを変え市民被害の拡大を憂慮する姿勢を見せ始めた。習はオリンピック中はプーチンに戦争開始しないように言ったという説があるが、習の融和的な姿勢がプーチン戦争開始を促したのは確か、と西側情報筋。
イタリアのBari市は正統派ローマカトリックの遺跡は露のウクライナ侵攻から影響を受けている。
【感想】
中国の王毅外相の仲介発言が日本では大きく取り上げられていたが、期待したいものだ。
3.アマゾンは復元力を失いつつある
【記事要旨】
アマゾンの森林は草原にとってかわられる分水嶺。まだ未開拓の熱帯雨林の4分の3が復元力を2000年以来失ったとの研究。過去50年で熱帯雨林の17%が失われたが900億トンのCo2に相当する。草原は熱帯雨林に比べCo2吸収力は大幅に劣る。
バイデン政権はバス、トラック等の自動車からの排ガスに厳しい制限を計画。
【感想】
物販のアマゾンかと思いました。熱帯雨林の重要さは何十年も
言われてきたが、有効な策が講じられなかった。開発が豊かな生活につながるという現地での現実があれば開発を制限するのは困難だろう。森林維持のために先進国からの何らかの所得移転が必要。
その他:
コロナ関連、元気な女王
Queen Elizabeth II met Prime Minister Justin Trudeau of Canada in her first in-person official meeting after testing positive for the coronavirus.
シリア難民もいました。さらにウクライナ難民が
Dozens of Syrian asylum seekers are stuck in limbo after the Danish authorities revoked their residency permits.
韓国大統領選での事件、知りませんでした
Just days before South Korea’s presidential election on Wednesday, the campaign manager for the ruling party’s candidate was hospitalized after being attacked, Reuters reported.
(2022.3.8 Tuesday)