ニューヨークタイムズ電子版より
今日の言葉
「月食」
昨夜は天文ショーを楽しんだ。月食(lunar eclipse)と天王星食(Uranus eclipse)を一緒に(正確には月食と惑星食を一緒に)見ることが出来るのは442年ぶりだそうで、この次は200数十年後に起きるイベントだそうだ。 天王星食は確認できなかったが美しい星空を楽しんだ。冬の星座が広がり、木星が美しく輝いていた。
Eclipseといえば三菱自動車がEclipseという名前のスポーツカーを1997年まで売っていた。アメリカではよく見かけた人気車だった。いまは三菱のクロスオーバーSUV「エクリプス クロス」に名前が残ているが、ごっつい外観の大型車だ。
ニューヨークタイムズ記事
1.中間選挙の投票始まる
【記事要旨】
重要な選挙の投票が始まった。国会議員と州知事の選挙は、今後の代議制民主主義の行く方を左右する。共和党の多くの候補者は2020年の大統領選挙の結果を受け入れていないから彼らに投票することは民主主義の否定につながる。民主党はトランプの浮上に触発され中絶の権利を訴える。共和党はインフレの増嵩とバイデンの不人気をてこに攻勢をかける。投票制度と自動投票機へのクレイムが出てきている。
【コメント】
Timesは明らかに民主党支持だ。
NYSEで株価が上がっている。市場は共和党の勝利を見込んでいるのだろう。
2.欧州諸国は気候変動へ公約する
【記事要旨】
スコットランドが570万ドルの途上国支援を発表したのに続き、アイルランドが一千万ドル、オーストリアが5千万ドルの支援表明し、ベルギー、デンマーク、ドイツが続いている。米国の対応が焦点になってるが、米国は民間企業が途上国の再生可能エネルギープロジェクト支援を打ち出し、そこで削減されたCO2を自国目標に参入することを企図している。
【コメント】
「会議は踊る」印象。それにしても日本は目立たない。
3.ケニヤは中国と秘密契約を公表
【記事要旨】
ケニヤは2014年に中国と締結した借入契約の詳細を公表した。モンパサ港からナイロビを結ぶ鉄道は47憶ドルの費用の大半を中国輸出入銀行から借り入れており、コストが増嵩している。ケニヤ政府を巻き込んだ汚職と不正の種になっている。契約の公表は異例で、ケニヤと中国の間に亀裂が起こる可能性がある。
【コメント】
またも中国の「債務の罠」のように見える。
その他:
中国でのApple
China’s “zero Covid-19” policy and U.S. objections to a Chinese semiconductor company are hurting Apple’s ability to make new iPhones there.
習独裁下で住みにくいビジネスマン
Members of China’s business class are growing increasingly worried under the near-absolute rule of Xi Jinping, our columnist writes.
Twitterは頑張れるか
Some users have left Twitter for the alternative social app Mastodon since Elon Musk took over.
2022年11月9日 水曜日