世界の動き 2022.4.7 Thursday

N.Y. Times 電子版より
今日の一言:
昨日は小学校の入学式へ向かうと思しき親子連れが沢山いました。昔は桜の咲くころ入学式だったと思いますが、温暖化のためか桜の散るころの入学です。大変な時期に小学校に進む子供たちと若いご夫婦。今後の多幸を祈らずに居られませんでした。

1.制裁の継続に伴い戦争は東に移る
【記事要旨】
攻撃激化のルハンスクとドネツクからウクライナ住民は避難。黒海沿岸のミコライフへの攻撃は民間人を目標に激化。米は露の最大銀行への制裁を発表。国連人権委からのロシアの排除を今日国連総会で決定予定。EUは露からの石炭輸入と露の船舶の入港を禁止へ。ただ、原油と天然ガスの輸入禁止は困難。韓国では核攻撃の懸念高まる。インドは露の虐殺を非難するが中間の立場を維持。
【感想】
制裁にも手詰まり感がある。5月9日の戦勝記念日までに停戦が達成できると良いのだが。

2.香港の次のリーダー?
【記事要旨】
ジョン・リー(李家超)は2019年の抗議運動を弾圧した治安長官の強権政治家でキャー・ラムの後の行政長官に就任か?中国の香港のコントロール強化の意向が反映される動き。
【感想】
最近香港に行っていないが香港はどのように変化したのか見てみたいものだ。

3.インドの親は希少な薬を求める
【記事要旨】
薬製造の大国であるインドでは薬価は低く抑えられているが、輸入薬は使用できないほど高価。難病の子を抱える親はクラウドファンディングで資金集めを始める。ゾルゲンスマ治療を希望する親は210万ドルの資金集めを目指す。子供の命を救うために最大の努力をすると両親は語る。
【感想】
日本では「保険適用されたノバルティスファーマの脊髄性筋萎縮症向け遺伝子治療薬「ゾルゲンスマ」。1億6700万円という史上最高の薬価」という報道が2020年5月にありました。一回の薬代としては最高とのこと。

その他:
南米でも
Amid a spike in violence, El Salvador passed an emergency decree to punish anyone who shares information about gangs. Observers say the vague measure could lead to censorship.
2回目のブースターはすぐ効かなくなる?
A second booster shot helped protect older people from getting infected with the Omicron variant, but its protection waned quickly, an Israeli study found.
日本からはお猿さんの記事
A female Japanese macaque managed to maintain her status as her troop’s alpha, despite a messy love triangle that threatened her reign.

(2022.4.7 Thursday)