世界の動き 2022年6月20日 月曜日

ニューヨーク・タイムズ電子版より

今日の一言:
「夏日、真夏日」
 夏日、真夏日という言い方は私が子供のころには無かったが今は普通に言われる。最高気温が35℃以上の日を猛暑日、30℃以上の日を真夏日、25℃以上の日を夏日という。
 英語では夏日はsummer day 真夏日はhot summer day 猛暑日は extremely hot day と言うらしい。今日はextremely hot day になるので皆さんご用心。

1.ロシアはドンバスで占領地域を拡大
【記事要旨】
 セベロドネツクとリシチャンスク近郊のトシキウカをロシアは猛攻しセベロドネツクは数週間内に陥落の恐れ。戦闘の長期化で両軍に疲労感が出る。NATO事務総長は戦争が数年間に及ぶ恐れを表明。戦争の死者数は正確にはわからないが多数の命が失われている。台湾のTimes記者はアジアでの中国の武力侵攻への恐れが高まっていると指摘。
【コメント】
 ウクライナの小さな都市の名前に詳しくなるのはもう沢山だ。

2.マクロンは過半数を維持できず
【記事要旨】
 マクロンの中道連合は議会定員577のうち過半数を失う見込みで(205~250議席獲得にとどまる見込み)マクロンの2期目の政策運営を困難にする。新任大統領の与党の過半数割れは20年来で初。投票率は46%で1956年位以来の史上2番目の低さ。
【コメント】
 フランスでも随分投票率が低いので驚いた。国民は政治に飽きているのだろうか。

3.コロンビアでは決選投票
【記事要旨】
 極左の上院議員Gustavo Petroと前知事で裕福な事業家 Rodolfo Hernándezの争い。貧困と不平等に苦しむ中南米第3位の大国の行方に注目があつまる。副大統領には初の黒人とコロンビア人混血女性の Marelen Castilloが選出される見込み。
【コメント】
 米国では連日取り上げられるが日本では地球の裏側のお話だなー。

その他:
アフガンでの人種紛争
An assault on a Sikh temple in Afghanistan was the latest in a series of attacks that have targeted the country’s religious minorities, stoking fears about the Taliban’s ability to provide security.
中国3番目の空母が浸水(筆者:カタパルトがある新型だ)
China launched its third and most advanced aircraft carrier on Friday, bringing the country one step closer to a modern navy that can compete with that of the U.S.
インドの警官の肥満
In India, a country that is historically undernourished, many people are now gaining more weight, and police officers are no exception. But in the island territory of Andaman and Nicobar, the police have declared creamy curries, oily paneer and carb-rich dosas Enemy No. 1. Instead, they have embraced diet discipline and physical fitness in the ranks.

(2022年6月20日 月曜日)

Stop and go.

   今、自宅の建て替えを進めているがなかなか上手く行かない。

 いくつかのハウスメーカーを比べてここが一番良さそうと思うところと計画を進めているが、当方の当初の目論見通り進まない点が多々出てきている。

 例えば、足場が組めないので道路ぎりぎりには建築できないという説明に対し建設現場の多くで足場が道路を施入していることから問いただして結局出来ることが判明したり、キッチンやバスや窓のセレクションが随分少ないことが判明しセレクションに無いものは入れにくいことがわかったり、空調のダクトが随分場所を取り天井が下がったりすることが、計画が進むにつれて現われてくるのだ。ベランダの形状もやや理解に苦しむ出来上がりになっている。

 全般に当方の確認不足かもしれないが、当方希望で出来ない点は早く教えてもらいたかったと思うのだ。最初から出来ないことを説明していては発注が取れないことを懸念して説明をしないのかもしれないが、当方から聞かれないと答えないという態度はビジネスマンとしては如何なものかと思われる。

 結局、当方はフルオーダーのつもりで考えていたが、メーカーの扱いはイージーオーダーだったということのようだ。

 また、交渉の過程で、担当者・設計者との理解の相違も顕著になってきた気がする。相性(ケミストリー)を深く考えず安直に大きな計画を進めていたのかもしれないと反省している。

(2022年6月19日 日曜日)

「祖国はありや?」

「マッチ擦るつかのま海に霧深し 身捨つるほどの祖国はありや」

 1935年〈昭和10年〉12月10日に生まれ- 1983年〈昭和58年〉5月4日に47歳で夭逝した寺山修司は、日本の歌人・劇作家。演劇実験室を標榜した前衛演劇グループ「天井桟敷」主宰。

 青森なまりを引きずりながらアングラ劇団を率いる時代の寵児は、繊細な言葉を操る天才的な歌人でもあった。

 この短歌は寺山の代表作。マッチをする一瞬に見える霧に包まれた海と祖国なるものへの疑念を見事に読んだ句だ。「祖国はありや?もちろん、無い」 反体制派・無政府主義者寺山の決意表明とも読み取れる。

 いま、国防の議論が喧しい。もう一度味わいたい名句だ。

(2022年6月18日 土曜日)

世界の動き 2022年6月17日 金曜日

ニューヨーク・タイムズ電子版より

今日の一言:
 「食べログ」
 「食べログ」で評価点が不当に下がり、売り上げが減少したとして、飲食チェーン店が賠償などを求めた訴訟の判決が16日、東京地裁であった。「優越的地位の乱用」に当たると判断。チェーン店側の請求を認め、カカクコムに3840万円の支払いを命じた。
 「アルゴリズムによる評点」というブラックボックスが隠れ蓑になっているが、実情は高い手数料を払うと掲載の位置が高まるという仕組みだ。飲食チェーンとしては、安易にグルメサイトに依存しないで、お客の人気を集める地道な努力が必要だ。 

1.欧州リーダーのキーウ訪問
【記事要旨】
 フランスのマクロン大統領とドイツのショルツ首相、イタリアのドラギ首相が16日 キーウを訪問し、ゼレンスキー大統領と会談。ルーマニアのヨハニス大統領も出席した。独仏がゼレンスキーに停戦を呼び掛けるとの見方に反し、「勝利するまで欧州連合(EU)はあなたたちの味方だ。ウクライナを『加盟候補国』として速やかに認定することを支持する」と強調した。 西欧3首脳は、ロシア軍撤収後に民間人多数の遺体が見つかったキーウ近郊イルピンを訪問。マクロン氏はのロシア軍の蛮行を非難。東部セベロドネツクをめぐる激戦が継続し市民数千人は脱出できず。
【コメント】
 ロシアの前首相は「カエルとソーセージとスパゲティの目利きが」集まったと揶揄。カエルの面に、という感じか。

2.中国は香港の歴史を書き換える
【記事要旨】
 「香港は英国の植民地ではなかった。英国の国際法違反の違法による占領は合法なものではない」という記述の教科書が採用される見通し。香港の民主派は「香港はずっと中国の一部で、香港には自分の進路を決める権利はない」という共産党の考えを定着させる試みと見る。
【コメント】
 中国のロジックは、日本の日韓併合が非合法だったという韓国の一部の見方と同じロジック。考えさせられる動きだ。

3.コロンビアでトランプ的指導者
【記事要旨】
 右派のトランプ的なRodolfo Hernándezが大統領選挙の首位を走る。不正を撲滅する民主主義のチャンピオンと自称するが現実は逆のようだ。極左のGustavo Petroが対立候補で、支持率は拮抗する。
【コメント】
 極右対極左で中間の選択肢が無いのは不幸な状況。どちらが勝っても国内は二分され混乱が予想される。

その他:
中国の都市ではコロナアプリを抗議者の監視に使う
A Chinese city may have abused mobile apps, intended to stop the spread of Covid, to stop would-be protesters.
世界中で金利引き上げ
Nearly four dozen countries, inuding the U.S., Britain and India, have raised interest rates in the last six months in a bid to contain the most rapid inflation in decades.
チュニジアでは政情混乱
A nationwide strike by Tunisian public-sector workers threatened to deepen the country’s crisis in the most visible challenge yet to Kais Saied’s increasingly authoritarian presidency.

(2022年6月17日 金曜日)

世界の動き 2022年6月16日 木曜日

ニューヨーク・タイムズ電子版より

今日の一言:
「インフレには金利上昇策が有効か?」
 大学で習った。「重要拡大によるインフレ(ディマンドプル型)には金利上昇が有効。コストアップによるインフレ(コストプッシュ型)には金利上昇は有効でない。」これは今でも当てはまる原則だ。
 米中銀は米国の景気はまだ好調で拡大基調と判断しているのだろうが、そうだろうか。
 日本での物価上昇はコストプッシュ型であるのが明白なので一部識者が言う金利引き上げはすべきでない。

1.米はウクライナへ10億ドルの軍事支援
【記事要旨】
 ゼレンスキーの東部防衛での支援要請にこたえ米国は10憶ドルの、西側諸国も一層の軍事支援を約束。ロシアはセベロドネツクを包囲し人道回路を用意し降伏か死かの選択を迫る。中国はプーチンと電話会談し協力を約す。
【コメント】
 中国やインドの動きでロシアへの制裁はなかなか効かない。

2.FRBは政策金利を0.75%引き上げ
【記事要旨】
 0.75%は1994年でこれを受けてSP500は1.4%上昇。更なる金利引き上げは景気後退をもたらす懸念もあるが、FRBは今年の失業率は3.7%であり景気は堅調と説明。年末には金利は3-4%への上昇が予想される。昨年秋以来暗号資産の価格は65%低下し大打撃。
【コメント】
 予想外の大幅引き上げを市場は今のところ好感。噂で売り事実で買うという良い事例。

3.中国での暴行映像が広まる
【記事要旨】
 唐山市での暴力団による女性を暴行する画像が中国で拡散。性差別について中国での議論がされるようになってきているが、フェミニズム運動にはこのような暴行事件画像の拡散が水を差す動きも。一月には鎖につながれた女性の映像が、昨年は女性テニス選手の共産党高官への指摘が、中国での女性の人権問題の一部をあらわしている。
【コメント】
 SNSの力が強権支配への抵抗になっているということだろう。日本でのSNSは政治的な利用は少ないと思う。いわゆるネット右翼的な人たちが活発に利用しているようだが。

その他:
イスラムではご法度
Indonesia and Malaysia may follow the U.A.E. in restricting “Lightyear,” a new Disney film that features a same-sex kiss.
パキスタン政府は国民に紅茶を控えるように呼び掛け
Pakistan’s government is urging its people to drink less tea, saying that tea imports are hurting the economy, CNN reports.
温暖化でペンギンが死滅?
Penguins are washing up on New Zealand’s beaches, The Guardian reports. Officials think they are starving to death, as climate change warms waters and drives away their food source.

(2022年6月16日 木曜日)