こんな時はどうする?

【難局だなー】
 当方は、地政学の素人であるが、「孫子」に学ぶまでもなく、ロシア
とNATOの軍事衝突は双方にとってメリットがないので、今後数カ月のうちに外交的な手法で落としどころが見つけられると確信する。
 しかし、バイデン大統領が、ロシアがクライナを今にも侵攻する兆候があると述べたことにより、日米の株価指数は再び大きく下落した。
 ウクライナ情勢が前門の虎だとしたら、米国のインフレ対策としての金融引き締めは後門の狼だ。
 米国10年国債利回りは今週2019年7月以来となる2%台に乗せた。FOMC議事録は想定の範囲内だったが、利上げ情報に一喜一憂しボラティリティが高い展開が続くと思われる。

【個人投資家としてはどうする】
 銘柄選択の手法は、グロース株投資か、バリュー投資かの二分法。
 投資タイミングとしては、上がったら買う順張りと、下がったら買う逆張りにの二分法が一般的だ。筆者は生来、バリュー株好きで、逆張り好きだ。

 今、アメリカの経済誌では、「バリュー株投資の復活」とか「テック株の下がった今が買い時」という記事が目立ってきており、地合いは私好みだ。

【良い株を選ぶには】
 私好みの地合いだとしても、投資の究極の結局は「良い株を良いタイミングで買い」資産価値を極大化してゆくことだ。なお、個人投資家として、空売りは使わない前提で議論をしている。

 今日は紙面が尽きたので、明日、今どんな株に注目すべきか米国の経済誌や最近の日経の報道も参考にしながら考えてみたい。

 なお土曜、日曜は、「世界の動き」はお休みですので念のため。

(2022.2.18 Friday)