世界の動き 2026年2月13日 金曜日

今日の一言
「13日の金曜日」
今日は不吉とされる「13日の金曜日」だ。
不吉とされる由来は、キリスト教の伝承でイエス・キリストが十字架に架けられたのが金曜日であり、その前夜の「最後の晩餐」にキリストと12弟子の合計13人がいた(13番目に来たのが裏切り者のユダ)という説に基づく。13と金曜日という不吉な要素が重なる日とされている。
一方、グレゴリオ暦では 400年の周期で見ると、13日が金曜日になる回数が最も多い。また、「13日の金曜日」は毎年 12/7=1.7回あるわけだが、1回の年もあれば、2回の年もある。最大で3回ある可能性があり、今年はその3回の年だ。
迷信ではあるが、少し慎重に行動したい日ではある。

ニューヨークタイムズ・ニュースレターより
1. 欧州に広がる「警戒」と「反発」
【記事要旨】
欧州最大の政治家と安全保障関係者の年次会合のため、本日からミュンヘンで再び一堂に会する。米欧関係は第二次世界大戦後で最も不安定な局面にある
■ 全体の流れ
・昨年、米国の副大統領 JD・ヴァンスがミュンヘン安全保障会議で欧州の移民政策や極右排除を批判し、同盟に衝撃を与えた。
・その後もトランプ大統領は欧州製品への関税、ウクライナ戦争の停戦案(ロシア寄り)、グリーンランドの奪取を示唆する発言など、欧州を刺激する行動を続けている。
・結果として、75年続いた米欧の結束が急速に揺らいでいる。
■ 欧州側の現状認識
・欧州の指導者たちは「トランプ以前の関係には戻らない」と考え始めている。
・ミュンヘン会議の報告書では、トランプを「破壊球」「国際秩序の解体者」と表現。
・デンマーク首相は「米国が欧州の同盟国であり続ける期間に疑問」を呈した。
・ドイツのメルツ首相も「懐古では何も解決しない」と発言。
■ 欧州の対応
・トランプの機嫌を取るため、NATO防衛費増額やウクライナ和平仲介役としての持ち上げ、関税回避のための急遽の貿易合意などを行ってきた。
・同時に、米国への軍事・経済依存を減らす動きを加速。
■ 米国側の見方
・米政府関係者は「欧州を自立した強いパートナーにする」と主張。
・NATO大使は「欧州は大人になり、仕事を見つける時期だ」と比喩。
【コメント】
米国との関係において、「欧州への警鐘」について語ることは、もはや決まり文句のようになってきた。実に多くの警鐘が鳴らされてきたが、欧州は目覚めたのだろうか。3月の日米首脳会談でトランプが日本へ鳴らす警鐘は何だろうか?

2.ミネソタ州での移民取り締まり作戦終了
【記事要旨】
トランプ政権は、ミネソタ州に展開していた移民当局の部隊を撤収すると発表した。この強硬な作戦では、3人が銃撃され、そのうち2人は米国市民で死亡。さらに数千人が逮捕された。
ミネソタ州のティム・ウォルツ知事は、発表を受けて「慎重な楽観」を示したものの、
・2か月以上続いた作戦が深い傷跡
・世代を超えるトラウマ
・経済的破壊
を残したと強く批判した。
【コメント】
トランプのこの作戦は何をもたらしたのだろうか。違法移民が取り締まられてミネアポリスは平和になったのか?

その他の記事
・カナダで発生した銃乱射事件で犠牲となった若者たちの氏名と生い立ちが明らかになり始めている。【犯人の動機はまだ不明だ】
・バングラデシュ最大の政党の一つを創設した軍将軍の息子が、2024年に行われる抗議デモによる首相追放後初の選挙で勝利すると予想されている。この運動を主導したのはZ世代(Gen Z)だ。
・トランプ大統領は、温室効果ガスが人命を脅かすという科学的根拠を覆すことで、気候変動対策における米国政府の権限を失わせた。
・インドのナレンドラ・モディ首相は、トランプ大統領との貿易協定をめぐって批判に直面している。
・韓国の裁判所は、国内最大級のコングロマリットにおける男性優位の相続慣行に異議を唱えた3人の女性の訴訟を棄却した。
【コメント:これは、LGグループ(韓国の大手財閥)における相続争いについてのもの。
何が起きたのか
– LGグループ前会長の故・具本茂(Koo Bon-moo)氏の遺産分割をめぐり、未亡人(Kim Young-shik)と2人の娘が、現会長 具光謨(Koo Kwang-mo)氏を相手取り訴訟を起こしていた。
– 3人の女性は、「LG側から“遺言で全てを光謨氏に譲ると書かれている”と説明され、それを信じて不利な相続に同意したが、実際には遺言が存在しなかった」と主張していた。
– しかし、ソウル西部地裁はこの訴えを全面的に棄却し「欺瞞行為があったとは認められない」「相続合意は正当に成立している」と判断した。
なぜ注目されたのか
– LGは韓国で4番目の大財閥であり、財閥(チェボル)における“長男中心の世襲”が強く残る象徴的なケースだったためだ。女性たちは控訴する見込みで、行方が注目される。】

天文学者たちは初めて、彗星の自転が逆転する様子を観測した。
【コメント:観測によると、41P彗星という彗星が異常な変化を示した:
– 2017年春、彗星の自転が 20時間 → 46時間 へと急激に減速した
– その後、太陽に近づき観測できない期間を経て、再び見えるようになったときには自転方向が逆向きに変わっていた
– これは、彗星表面から噴き出すガスの“ジェット”がロケットのように働き、自転を止め、逆回転にまで押し戻したと考えられている。「理論的には起こり得ると考えられていたが、実際に反転する瞬間を捉えたのは初めて」だそうだ。

こういう記事は一服の清涼剤ですね。】

2026年2月13日 13日の金曜日
AM6:46 気温2度@大田区 曇りでやや寒いです