今日の一言
「たまには風邪もひく」
昨日の朝から風邪の症状がひどい。私の場合は、鼻水と咳で、熱は出ない。
昨夜は早く寝て今朝の8時までほぼ熟睡することが出来た。症状は随分改善した。というわけで今朝の配信が遅れました。申し訳ありません。
ニューヨークで勤務していた時、部下の米国人から「fluなので休む」という連絡をしばしば受けたことを思い出した。病欠を10日間ぐらい見ておくのは当時の業務計画の常識だった。
同じ米国人でも、私より5歳年上のトランプ大統領が病気で休んだという報道を聞いたことが無い。世界一の権力者は風邪をひく暇もないのだろうか。
ニューヨークタイムズ電子版よりTop3記事
1.トランプ大統領の脅しによって混乱した選挙で、カナダ国民は投票を終えた
【記事要旨】
昨日、カナダの6つのタイムゾーンで投票が開始され、トランプ大統領の貿易戦争と併合の脅しに対する国の対応が決まる重要な選挙が行われた。多くのカナダ人は、この選挙が人生で最も重要な選挙だと考えている。
世論調査では、マーク・カーニー首相率いる自由党が、ピエール・ポワリエヴル党首率いる保守党をわずかにリードしていることが示された。
さらに3つの政党が、カナダの国会である下院で少数議席を獲得すると予想されている。カナダの次期首相を争う2人のリーダーは、有権者の選択において中心的な存在であり、この重要な局面に、それぞれ異なる個性、経験、そして国家に対するビジョンを提示している。
トランプ効果:投票開始直後、トランプ氏は再び、カナダ国民は「カナダをアメリカ合衆国の51番目の州にしてくれる人物に投票すべきだ」と主張した。オタワの新政権は、カナダを景気後退に追い込んだトランプ氏の関税措置と、同国の膨大な資源を貪欲に狙うトランプ氏の政策に対処しなければならないだろう。
【コメント】
昨日に続いてカナダの総選挙の記事だ。やはり隣国の選挙への関心が高いのだろう。トランプの発言はカーニーへの援護射撃だ。
2.プーチン大統領、ウクライナで3日間の停戦を宣言
【記事要旨】
露大統領府は昨日、プーチン大統領が5月8日からウクライナで3日間の停戦を命じたと発表した。トランプ大統領が停戦拒否に苛立ちを示したためだ。ウクライナはこの予想外の発表に懐疑的な反応を示した。
クレムリンの声明によると、ロシア軍は5月9日の第二次世界大戦におけるソ連の勝利を祝う祝日(ロシアの主要な祝日)を記念して、72時間戦闘を停止する。
「なぜ5月8日まで待つ必要があるのか?」と、ウクライナのシビハ外相はXに書き込んだ。さらに、「ウクライナは永続的かつ永続的な完全な停戦を支持する用意がある」と付け加えた。
プーチン大統領の今回の宣言は、先週ソーシャルメディアでウクライナへの爆撃を「止めろ!」と強く求めたトランプ大統領を宥めようとする新たな試みとみられる。迅速な合意を拒否するプーチン大統領の姿勢は、トランプ政権の苛立ちを募らせている。
戦場にて:ウクライナは米国の支援に不安を抱え、国産ドローンの使用拡大に賭けている。
北朝鮮:金正恩委員長は、ロシアのために戦死した北朝鮮兵士の慰霊碑の建立を命じた。北朝鮮が戦争への関与を認めたのは今回が初めてだ。
【コメント】
72時間が更に伸ばされ、永続的な停戦につながることを希望する。前線の兵士にはつかの間の平安だ。
3.スペインとポルトガルで停電が発生し、数百万人に影響
【記事要旨】
スペインとポルトガルは昨日、大規模な停電に見舞われた。企業だけでなく、鉄道、地下鉄、航空機の運行も停止した。スペインの病院は発電機での稼働を余儀なくされた。停電の原因は不明だ。
停電から数時間経っても、当局は緊急対応モードを維持した。EU当局者は、サイバー攻撃の兆候は見られないと述べた。午後遅くには、多くの地域で電力が再び供給され始めた。フランスのバスク地方も一時的に影響を受けた。
【コメント】
記事には、畑の真ん中で停車したスペインの特急電車から降りる乗客の写真が添付されている。旅行中にこんなことになったら大変だ。
その他の記事
米国:トランプ大統領は、移民取り締まりを強化する2つの大統領令に署名する予定だ。これは、いわゆる「聖域都市」への対策の一環である。
南アジア:カシミール攻撃を受け、インドとパキスタンはビザをキャンセルした。混血の家族は引き裂かれた。パキスタンによるインド国境警備隊員の拘束は、新たな緊張要因を生み出している。
東南アジア:フィリピンは、中国が南シナ海の領有権が争われているサンディ島を制圧したという中国の主張に反論し、緊張を高めないよう強く求めた。
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ゴルフ:LPGA史上最大のプレーオフは、23歳の西郷真央がシェブロン選手権でメジャー初優勝を果たして幕を閉じた。
2025年4月29日 火曜日