那須で庭の手入れをしている。花屋や植木屋で何の考えもなく目にした草木で面白そうなものがあると、庭に植えてきたのだ。数年経って伸びてくると、さて、名前がわからない。
こんな時に便利なのはGoogle Lensだ。このソフトは、いろいろな商品を見つけ出してヤフオクでいくらぐらいで入手できるか面白半分に調べるのに重宝していた。ニューヨークで買ったカエルの人形を調べたら、出品している人がいて驚いた。
草木の名前を調べるのにもとても便利だ。
家の前庭の好位置に「ライラック」だったはずの木がある。ところがGoogle Lensで調べたら「イボタの木」と出て来て驚いた。説明を深堀していくと、ライラックはイボタの接ぎ木をして生育するのが一般的だそうだ。時には、原株のイボタの方が生育がよく、ライラックがあまり育たないこともあるそうだ。これがまさに我が家のケースだと理解できた。凄いぞGoogle Lens!
こんな便利な機能だが、AppleのiPhoneにはOSS Document Scannerという使いづらく情報も少ない機能しか備わっておらず、結局は、App StoreからGoogle Lensソフトをダウンロードせざるを得ない。
Appleのティム・クック最高経営責任者(CEO)と幹部らは先週、「iPhone」や「iPad」、「Mac」にオープンAIのチャットボット「ChatGPT(チャットGPT)」を搭載する画期的な提携を発表した。
オープンAIとの提携は、AppleにとってAIへの幅広い取り組みの一環。今年の世界開発者会議(WWDC)の基調講演では、ChatGPTとの提携以外に、「Apple Intelligence」と名付けた社内で設計した機能も発表し、開発の独自性をアピールした。
AppleのOpenAIとの提携はChatGPTの利便性を飛躍的に高めると思われる。一方、Appleのlofty高尚な独自技術への執着が Google Lensの二の舞にならなければ良いと懸念する。
2024年6月16日 日曜日