N.Y. Times 電子版より
今日の一言:
子供の7人に一人がヤングケアラーだそうだ。その半分は毎日親の面倒を見ているそうだ。子供に「自助」を強いる世の中はどうなっているのだろうか。
1.ロシアは国連人権委を去る
【記事要旨】
国連総会の投票でロシアを人権委から脱退を迫る決議が可決。中国は反対。米議会は露への最恵国待遇停止と露からのエネルギー輸入停止を決議。EUでの制裁強化も続き石炭の輸入制限へ。ただ手続きに時間がかかっておりEUの制裁強化への動きに鈍りが出たか。NATOは露の東部での軍事行動強化に対応しウへの軍事援助を強化。露に多くの兵士の死体が帰還。家族はこの戦争に疑問を持つ声もあるが、一層の戦い強化を決意する世論も。
ラブロフ外相はウは前回の交渉内容と異なる内容を提示していると主張し停戦合意の見込みは薄まる。
【感想】
EUの制裁強化に関してはmayという表現が使われておりEUの躊躇を示している。人権委に関する国連決議では、反対と棄権が多いのに驚いた。
2.カーン首相窮地に
【記事要旨】
パキスタンの高裁はカーン首相の議会解散決定を覆し日曜に不信任投票が見込まれる。カーンは首相を追われ、暫定政権が成立し総選挙が実施される見込み。軍部との関係悪化がカーン退陣の引き金になった。ルピアの価値が下落し経済は混乱している。
【感想】
連日のパキスタンの記事。南アジアでの民主主義が維持できるかどうかの瀬戸際だからだろう。
3.上海ではコロナが絶望的に拡大
【記事要旨】
2600万人を抱える上海でも政府はコロナ拡大を強権で押さえようとするが、最富裕都市の住民は不満を表明し、この動きが中央政府の権力をむしばむ恐れもあり、ゼロコロナ政策継続の試金石になっている。上海はロックダウンするにはあまりに重要すぎる都会だとの識者の見方も。
【感想】
海外のコロナ対策緩和が上海市民にはわかっており、市民からの圧力で中国のゼロコロナ政策が崩れる可能性がある。
その他:
露の強弁は無効になる.
Facial recognition companies are being used to identify Russian soldiers, living or dead, to verify that they are not actors and show Russians the cost of the conflict.
トルコも配慮
Facial recognition companies are being used to identify Russian soldiers, living or dead, to verify that they are not actors and show Russians the cost of the conflict.
ブッカ―賞候補に川上未映子さん
Novels by Olga Tokarczuk, Mieko Kawakami and Claudia Piñeiro are in the running for the International Booker Prize, a prestigious award for translated fiction.
(2022.4.8 Friday)