N.Y. Times 電子版より
1.ウクライナ危機に関しマクロンがプーチンと会談
【記事要旨】
ウクライナ危機に関し、マクロンはプーチンと会談。共同宣言は無いので詳細は不明だが、マクロンはこのような会談の重要性を強調。ロシア報道官も一回の会談で問題が解決するほど簡単ではないが積み重ねが重要と発表。
マクロンはウクライナ大統領と今日会談予定。
一方ドイツショルツ首相はバイデン大統領と会談し共同宣言発表。対露の姿勢が明確でないショルツが状況説明に訪米したとの見方が大。露のウクライナへの軍事侵攻の際はノードストリーム2の中止を述べたが侵攻以外の露の圧力に独がどう対応するかは不明確。
【感想】
マクロンとプーチンの1対1の会談の写真が載っているが、7m近い楕円形テーブルの両端に座っている二人が、西側とロシアの距離を明示している印象。
危機の高まる紛争に主要国がどう対応するかを見る国際政治ショーのような印象。日本はウクライナから遠く、対岸の火事だが、台湾有事にどう対処するかはこれでは済まない。
今からシミュレーションして対応を考えておくべき。素人に言われなくても考えているでしょうが、日本政府の対応の混乱ぶりが今から予見できる。
2.イスラエル警察は市民をスパイしているのか?
【記事要旨】
専制国家へ監視システムを輸出しているイスラエルのNSOグループは、裁判所の許可なく自国民の監視にもイスラエル警察に使われていると告発された。ナタ二エフ前首相の裁判の証人が警察に盗聴されているとのこと。
NSOのPegasusという製品を使い警察は多くのメディア、市民の電話を盗聴している由。
【感想】
スノーデンレポートで米国も友好国の首脳の電話やメールを盗聴していたという話もあった。ロシアや中国は当然だ。オリンピックへのスマホ持ち込みにしても、日本は平和ボケだ。
3.カナダの首都が非常事態宣言
【記事要旨】
ワクチン接種の義務化に反対するトラックの運転手が車列を組んでオタワを占拠した状態が11日も続き市長は非常事態宣言を出した。
こうしたデモはカナダの大都市に伝播している。
【感想】
サム・ペキンパー監督、クリス・クリストファーソン主演の「コンボイ」を思い出しますな。1978年公開だからもう44年前になります。
「動き出した。もう、誰も止められない!」という予告編が印象的だった。
日本の記事:
Climate and demographic threats are chipping away at the centuries-old culture surrounding the cultivation of Wasabi in Japan.
(2022.2.8 Tuesday)