世界の動き 2024年12月27日 金曜日

今日の一言
「年賀状」
 25日にぎりぎり投函したが、数は随分減った。
 理由を考えると、年賀状仕舞いと(これには明示的なものと、もうこの人にはよいだろうという暗示的なものがあると思う)、喪中はがきの後の継続率の低さが挙げられると思う。
 年に一度ぐらいは会うことのある旧友にわざわざ年賀状を出すのはどうかなとおもいつつ出し続ける。年始に受け取るのは嬉しいから相手もそうだろうという心遣いだ。
 先輩に出して返信が無い場合はどうされたか心配だ。返信が二人続けて無いと献杯して翌年は出状を控える。
 年に一度の儀式だ。

ニューヨークタイムズ電子版よりTop3記事
1.ハマス爆撃のためイスラエルが民間人保護を弱めた経緯
【記事要旨】
 10月7日のハマスの攻撃以前は、イスラエルは多くの攻撃を、民間人が被害に遭わないと当局が判断した後にのみ承認したがこの手順は変更された。
 タイムズ紙の調査によると、イスラエルは交戦規則を変更し、ハマス戦闘員に対する空爆1回につき最大20人を危険にさらすことが可能になった。これで、イスラエルは一般戦闘員が外出時に1人でいるときだけでなく、親戚や隣人と家にいるときも攻撃対象にできるようになった。ハマス指導者に対する攻撃では、1回当たり100人以上の非戦闘員が危険にさらされるという西側軍隊の水準を異例に超えたものだった。
その他の中東の動き:
イエメン:イスラエル軍は、フーシ派民兵が支配する国内の一部地域に大規模な空爆を開始した。この紛争は長距離消耗戦に発展する可能性がある。
シリア:新政府は、アサド独裁政権の高官と追放された大統領に忠誠を誓う軍を追っている。
【コメント】
 そのような規準があったとは知らなかった。まるでゲーム感覚で行っているので、巻き込まれる住民の苦痛がわからないのだろう。

2.飛行機事故調査官はロシアに注目
【記事要旨】
 調査官と専門家は、水曜日にカザフスタンで起きたアゼルバイジャン航空の旅客機の致命的な墜落事故の原因はロシアの防空システムである可能性に注目している。
 ロシアの機関の飛行機が鳥の群れに衝突したとの主張と、飛行機の胴体の穴は矛盾しているようだ専門家は述べ、当局は現在、ロシアのパンツィリ-S防空システムが原因であると考ているようだと述べた。
 ジェット機はロシアのチェチェン共和国のグロズヌイに向かって飛行中だったが、グロズヌイ周辺でドローン攻撃が行われ、ロシアの防空システムが対応していた。
 フィンランド:フィンランド警察は、ロシアのいわゆる影の艦隊の一部である疑いのある石油タンカーを押収した。彼らは、ロシアの影の艦隊が海底ケーブルに損害を与えたと考えている。
【コメント】
 ロシアの周辺に旅行するのは危ないかなという印象を受ける。ポーランドやバルト三国など、行ってみたい国は多いのだが。

3.史上最悪の津波から20年後
【記事要旨】
 2004年12月26日、高さ48メートルの津波がインド洋の12カ国以上の海岸を襲い、約23万人が死亡した。インドネシアのアチェ州で被害が顕著となり、スリランカ、インド、タイのコミュニティが破壊された記録に残る史上最悪の津波だった。
 インド洋を挟んで1,000マイル以上離れた何百もの沿岸コミュニティが悲しみに暮れ、何年にもわたる苦難に直面した。今日は復興活動、そして犠牲者を振り返る20年目だ。
 専門家は2004年の津波を「見過ごしていた」と語った。専門家は津波による死者ゼロの世界を目指すのは困難だと語る。
【コメント】
 NHKニュースより
『20年前、インドネシアのスマトラ島沖で発生した巨大地震では、東南アジアからアフリカ東部までのインド洋の広い範囲に津波が押し寄せ、死者・行方不明者は22万人以上にのぼりました。
 アジア各国の被災地では、大津波から20年という歳月が流れ、復興が進む一方、住民の防災意識の低下も指摘されていて、津波の記憶をいかに継承していくかが課題となっています。』
 マグニチュード9.1の巨大地震だった。インドネシアでは犠牲者は16万人。プーケットで日本人旅行者も亡くなられた。
 東南海地震では大津波が予想されるが備えがどのくらい進んだのか心もとない状況だ。

その他の記事
メキシコ:
 麻薬カルテルはフェンタニルの製造方法を革新し、ウサギやニワトリ、そして人間を対象に危険な新配合をテストしている。
日本:
 サイバー攻撃により日本航空の運航が中断し、国内線と国際線のフライトに遅延が発生した。
テクノロジー:
 アップルの主要サプライヤーである台湾のフォックスコンは、中国への依存を減らすため、過去2年間に米国、インド、メキシコで数百万ドルを費やしてきた。

日本で最も愛されているテレビアニメ「サザエさん」の主人公の声は、1969年の番組初放送以来変わっていない。サザエさんを演じるのは、85歳の加藤みどりで、オリジナルキャストの最後のメンバーである。番組の登場人物は半世紀以上にわたってほとんど変わっていないが、加藤さんは番組に飽きたことがないと語る。

2024年12月27日 金曜日

世界の動き 2024年12月26日 木曜日

今日の一言
「鬼の霍乱」
 「鬼の霍乱(おにのかくらん)」は、普段は非常に丈夫な人が、思いもかけず病気にかかることを意味する慣用句です。霍乱」は日射病や暑気あたりを指し、鬼が暑気あたりをするなど思いも寄らないことから、健康な人が病気にかかることをたとえています。(AI辞典から)
 年賀状を25日に投函しやれやれと思ったせいか、一年の疲れが出たせいか、コロナなのか、昨晩は9時半に寝て今まで寝ていた。
 インフルエンザやコロナ、その他の感染症が大流行しているらしい。当方はのんびり寝ているだけだが、受験生はこの時期大変で心配な時期だ。頑張れ受験生!

ニューヨークタイムズ電子版よりTop3記事
1.シリアの新指導者らは反政府勢力の統合を試行
【記事要旨】
 シリア国営通信社によると、複数の反政府勢力このが解散し、国防省の下に統合されることに同意した。この試みは、アサド政権を打倒した戦闘員らによる統制強化に向けた最新の措置である。
 一部の地方で「不従順な派閥」が指揮権を逸脱して行動していたため、反政府勢力の解散が最優先事項だった。新政権は2025年3月まで暫定政府を率いる暫定首相を任命し、法務委員会が新憲法を起草することを約束した。
 方向転換:火曜日にSNSに投稿された写真には、アハメド・アル・シャラが、数十人の反政府勢力リーダーと会談している様子が写っている。アル・シャラは最近、反政府勢力のリーダーというよりは政治家として自らを位置づけ、比較的穏健な政治的立場を示している。
【コメント】
 アル・シャラ氏が明治維新の際の大久保利通のような存在になれるかどうか注目したい。

2.ロシアがウクライナで一連の攻撃を開始
【記事要旨】
 ロシアのミサイルとドローンがクリスマスにウクライナのエネルギーインフラを標的とした大規模攻撃を行った。ウクライナの民間エネルギー会社は、攻撃により緊急設備が深刻な被害を受け、国中で停電が宣言されたと述べた。
 「今日、プーチンはわざとクリスマスを攻撃の場に選んだ」とゼレンスキー大統領は声明で述べた。「これ以上非人道的なことがある だろうか?」
 活動家:ウラジーミル・プーチン大統領を激しく批判していたウラジーミル・カラ・ムルザは、西側諸国との大規模な捕虜交換の一環として釈放された後、すぐに仕事に戻った。
【コメント】
 NHKの報道より
 『ロシアの反体制派の指導者で、大規模な身柄交換によって刑務所から釈放されたウラジーミル・カラムルザ氏がイギリスで会見し、ロシア国民はプーチン政権に抑圧されているとして、ウクライナへの軍事侵攻を失敗に追い込み、民主的な政治体制を築く必要性を訴えました。
 ロシアの野党政治家でジャーナリストとしても活動するカラムルザ氏は、ロシアによるウクライナ侵攻を批判したことで国家反逆罪などで禁錮25年の実刑判決を受けた一方、ことし5月には刑務所内からの寄稿で、優れた報道などに贈られるピュリツァー賞に選ばれました。』

3.モザンビークの抗議活動で数十人が死亡
【記事要旨】
 政府当局者によると、月曜日以降、少なくとも56人がモザンビークで死亡した。与党による不正選挙をめぐって警官とデモ参加者が衝突し、学校や病院を含む数百の建物が損壊または略奪された。同国は、少なくとも120人が死亡したサイクロン・チドからの復興途上にある。
 仏領マヨット:サイクロン・チドが残した廃墟で、この島の人々は近隣の島々から移住してきた不法移民の強制送還を求めている。
【コメント】
 モザンビークはアフリカ大陸の東岸でマダガスカルと向き合う位置になる。
 仏領マヨットはマダガスカルの北の位置する島。
 この辺りの地名は世界地図で確認しないとわかりませんね。

その他の記事:
カザフスタン:
 当局によると、カザフスタンで旅客機が墜落し、数十人が死亡したが、少なくとも29人が生き残った。
カンボジア:
 昨年、フン・マネが首相に就任したとき、国民は市民の自由が改善されるというかすかな希望を持っていたが、その希望は打ち砕かれた。
米国:
 ワシントン州の保護施設で、11月下旬から12月中旬にかけて、ベンガルトラのハーフ1頭とピューマ4頭を含む大型ネコ科動物20頭が鳥インフルエンザで死んだ。

2024年12月26日 木曜日

世界の動き 2024年12月25日 水曜日

今日の一言
特別な日だ。万感を込めて、
Merry Christmas and A Happy New Year!

ニューヨークタイムズ電子版より
振り返りとお祝いの日
激動の一年が終わりに近づいていますが、今日は平和で幸せなひとときをお過ごしください。
このモーニングブリーフィングの特別版では、皆さんの受信箱にホリデー気分をお届けすることを目指しています。
何十億もの人々にとって、今日はクリスマスの日です。サンタクロース、ごちそう、キャロルの歌、礼拝、お祭りの名作の再鑑賞。ニューヨークのバーからインスピレーションを得て、マライア・キャリーのホリデーヒット曲を大音量で流しましょう。
ハヌカの初日に愛する人たちと一緒にメノーラーに火を灯す予定かもしれません。ラトケスは大好きだけど、汚れたフライパンや大量のジャガイモが出てくるのが怖くてたまらないという人は、このアドバイスを心に留めてください。「みんなで食卓に着くのが楽しい。食べ物がどこから来たかは関係ない」
どんなにニッチなことであっても、休日の伝統を楽しんでください。本当に行きたくないなら、散歩に行く必要はありません。今日がいつもの仕事の日なら、数分かけて心を落ち着かせてください。テイクアウトと一人で過ごす楽しみだけが欲しいという場合は、それも乾杯です。
今日があなたにとってどんな意味を持つにせよ、喜びをもたらしますように。明日は通常のプログラムに戻ります。

世界の記事
宇宙:
NASAのパーカー太陽探査機は太陽への最接近を試み、これまで探査されたことのない恒星領域に深く入り込んだ。
ベラルーシ:
ウクライナをめぐる停戦交渉への期待が高まる中、アレクサンドル・ルカシェンコ大統領は西側諸国との関係を再構築しようとしているようだ。
ガザ:
キリスト教徒は教会に集まり、戦争が始まってから2度目のクリスマスを祝った。
イーロン・マスク:
スペースXのCEOはテキサスに自社の町を作ろうとしている。彼はその町をスターベースと名付けたいと考えている。

2024年12月25日 水曜日

世界の動き 2024年12月24日 火曜日

今日の一言
「日本の一人当たりGDP」
 『[東京 23日 ロイター] – 内閣府は23日、日本のドル建て1人あたり名目国内総生産(GDP)が2023年は暦年で3万3849ドルとの試算を公表した。2年連続でOECD(経済協力開発機構)加盟38カ国中22番目と比較可能な1980年以降、最も低い順位となった。
 ことし6月に韓国のGDPが基準改定で上方修正されたため、2022年の順位が日韓で入れ替わっており、2年連続で21番目の韓国を下回った。
ドル建て換算に用いた為替レートは2019年109.01円、20年106.78円、21年109.80円、22年131.4円、23年140.5円。円安進行もドル建て金額下押しの一因となっている。』
 日本の産業の付加価値を高めることが求められることの警鐘だ。保守派の論客は、円安と日本の高齢化がもたらすもので心配無いという主張をする人もいる。G7では最下位が定位置だ。サッカーのFIFAランキングを下回る体たらくだ。
 国策として打開策を検討するべき時期だと思うが、危機感は乏しい。

ニューヨークタイムズ電子版よりTop3記事
1.マット・ゲーツ氏が未成年者との性行為に金銭を支払ったとの報告書
【記事要旨】
 下院倫理委員会の報告書は、ドナルド・トランプ氏が司法長官に指名したマット・ゲーツ氏が、定期的に性行為に金銭を支払ったり、違法薬物を使用したりしたと非難した。2017年には17歳の少女と性的関係を持ちこの少女にも金銭が支払われていた。
 報告書は、ゲーツ氏の行為が、ゲーツ氏がかつて下院議員を務めたフロリダ州の性的違法行為法に違反していると結論付けているが、連邦の性的人身売買法に違反したという決定的な証拠は見つからなかった。
 ゲーツ氏はXで「偽りの魔女狩り報道」によって不当に中傷されていると主張した。彼は1月に保守系のワン・アメリカ・ニュース・ネットワークのアンカーに就任する予定だ。
米国政治について:
・バイデン大統領は連邦死刑囚のほぼ全員の刑期を減刑し、37人の命を救った。彼らは依然として終身刑の対象となっている。
・ロバート・F・ケネディ・ジュニアはテレビでの薬物広告を禁止したいと考えているが、容易なことではないだろう。
【コメント】
 現在の候補はフロリダ州司法長官を務めたパム・ボンディ氏だ。トランプ氏はトゥルース・ソーシャルに掲載した声明で、「パムは司法省を犯罪と闘い、そして米国を再び安全にするという本来の目的に再び焦点を合わせてくれるだろう。私はパムを長年知っている。彼女は賢明かつタフで、米国第一主義のファイターであり、司法長官として素晴らしい仕事をしてくれるだろう!」と表明した。

2.ドイツのクリスマスマーケット襲撃は政治的な戦場となった
【記事要旨】
 クリスマス マーケットに SUV が突っ込み、5 人が死亡した事件から数日後、政治的な批判が高まっている。
 極右政党「ドイツのための選択肢」は昨日、襲撃のあったマクデブルクでデモを行い、同党の首相候補であるアリス・ヴァイデルは、殺人事件の原因は「制御不能な移民」にあると非難し、国外追放を求めた。同党は世論調査で保守派キリスト教民主党に次ぐ第 2 位である。
 詳細: 警察は 50 歳の医師を拘束した。容疑者はサウジアラビア難民への政府の規制を批判していた。もっと真剣に受け止められなかったのかを問う声が高まっている。
【コメント】
 容疑者の犯行の動機はまだ詳しくわからない。アラブ系住民でも思想はいろいろだから一筋縄では行かないようだ。

3.ホンダと日産が合併を目指す
【記事要旨】
 日本第2位と第3位の自動車メーカーであるホンダと日産は、事業統合に向けた協議を正式に開始することで合意した。成功すれば、世界最大級の自動車グループが誕生する可能性がある。両社の目標は、2026年8月に合併を完了することだ。
 両社は、次世代車の開発にかかる財政的負担を分担するため、関係を深めている老舗自動車大手の仲間入りを果たすことになる。この取引は、特に売上低迷で人員削減と生産削減を進めている日産にとって、命綱とみられている。
【コメント】
 短い記事だが、端的にポイントをついている。EVでは日産に技術があり、HVではホンダは優秀だが、主戦場は自動運転になるだろう。生き残りをかけて頑張って欲しいものだ。

その他の記事
ガザ:
 イスラエルがガザ南部の一部に残した権力の空白をギャングが埋め、パレスチナ住民が切実に必要としている援助を奪っている。
欧州:
 スロバキアの指導者のモスクワへの電撃訪問は、ウクライナ侵攻をめぐるロシアに対する欧州の結束に打撃を与えた。
ウクライナ:
 戦場でロシアを支援するために北朝鮮軍約1万人を派遣したのは、金正恩の決定であり、クレムリンの要請によるものではないと米国当局者は述べた。

2024年12月24日 火曜日

世界の動き 2024年12月23日 月曜日

今日は所要あり発信が遅れました。申し訳ありません。

今日の一言
「クリスマスソング」
 この時期、FM放送はクリスマスソングのオンパレードになる。
 皆さんは何が好きですか?
 私は「クリスマスキャロルの頃には」だ。誰の歌かわかりますか?

ニューヨークタイムズ電子版よりTop3記事
1.アサド政権の最後の日々
【記事要旨】
 12月初旬、反政府勢力がシリアの首都ダマスカスに進軍する中、丘の上にある大統領官邸の補佐官らは、13年に及ぶ内戦の平和的解決へのメッセージのアイデアを考え、撮影クルーが近くにカメラと照明を設置した。シリア国営テレビ局は、政治的反対派と権力を分担する計画を発表するアサド大統領の演説を放送する準備を整えていた。
 彼らは皆騙されていた。大統領は首都を抜け出し、密かにモスクワに向かった。補佐官らは彼が去った数時間後も官邸に残り、決して行われない演説を待っていた。真夜中過ぎに大統領が不在だという知らせが入り、彼らはパニックに陥って宮殿の扉を開いたまま逃げ出した。
【コメント】
 腹心の部下も捨て石にする酷い人間だという印象を与える記事だが、独裁者はそんなものだと言う気がする。

2.ドイツ当局、クリスマスマーケット襲撃の動機解明に苦慮
【記事要旨】
 ドイツ当局は昨日、2日前にクリスマスマーケットの群衆にSUVを突っ込ませて5人を殺害した容疑者の動機を解明に苦慮していた。マクデブルクで起きた襲撃事件の犠牲者は9歳の少年と45歳から75歳の女性4人だったと警察は発表した。負傷者は200人以上に上る。
 当局は、拘束中の容疑者は、ドイツに20年近く住み、閉鎖病棟で精神科医として働いていた50歳のサウジアラビア人医師と説明している。SNSでドイツ政府とイスラム過激派を頻繁に容疑者は批判している。
 土曜の夜に追悼式が開かれ、同時に近くの広場では数百人が集会に参加し、デモ参加者は「国外追放!国外追放!」と叫んだ。
【コメント】
 精神科医が精神を病んでいるという怖い出来事だ。

3.イランのエネルギー危機が「悲惨な」局面に
【記事要旨】
 イランは世界有数の天然ガスと原油の供給国であるが、長年の制裁、不適切な管理、老朽化し​​たインフラ、無駄な消費、そしてイスラエルによる標的攻撃により、今や本格的なエネルギー危機に陥っている。
 政府機関は閉鎖或いは営業時間短縮し、学校や大学はすべての授業をオンラインに移行している。製造業はほぼ停止状態にある。
 シリアのアサド政権の崩壊とレバノンのヒズボラの壊滅により、イランの地域的大国としての地位が著しく低下し、エネルギー危機を起こした。イランの通貨であるリアルは、ドルに対して史上最低のレートまで下落した。
【コメント】
 イランには経済制裁がとても良く効いている。ロシアには効かないのは経済構造の深みの違いだろうか。

その他の記事:
ブラジル:
 観光都市グラマドのビルに小型飛行機が墜落し、当局によると、乗客10人が死亡、地上で少なくとも14人が負傷した。
イスラエル:
 イラン支援の過激派グループが攻撃を激化させた後、土曜日早朝、テルアビブの遊び場にフーシ派のミサイルが着弾し、数人が負傷した。
移民:
 米国の難民プログラムは長い間、外交政策の柱となってきた。トランプ政権の誕生に伴い、再定住機関は骨抜きにされる覚悟をしている。

2024年12月23日 月曜日