ニューヨークタイムズ電子版より
今日の言葉
「早慶戦」
土曜と日曜に六大学野球の早慶戦をTVの地上波で観た。今回は慶応が勝ち点をあげれば慶応が優勝。早稲田が勝てば明治が優勝するという優勝が懸かった試合だった。結局は早稲田が2連勝したが、力の入った熱戦だった。何人かドラフト会議で指名された選手がいたが、指名されていない4年生も大学野球最後の試合に全力で臨んでいたのが見ていてよく分かった。プロに行かない甲子園出場者はこのあとどんな道を歩むのだろうか。
六大学野球では早慶戦は特別扱いで、必ず最終節に組まれている。慶応大学では「慶早戦」と言うのも面白い。
ニューヨークタイムズ記事
1.COP27開催
【記事要旨】
今回のCOP27のテーマは途上国への先進国からの温暖化ガス削減に向けた支援だ。昨年先進諸国は400億ドルの支援を決定したが国連の推定ではこれでも必要額の5分の一に過ぎない。よく引用される報告によれば途上国は2030年までに毎年2900憶ドルから5800憶ドルの被害を受けるという見込みだ。この数字は2050年までに1.7兆ドルにまで膨らむ。
【コメント】
被害の総額はどのように計算されるのだろうか。数字に幅がありすぎてにわかに信じがたい。環境問題はその国ごとにポジションが違うから合意が難しい。日本は京都議定書作成当時は議論をリードしていたが、いまはすっかりフォロアーになっている。国益を意識した立ち回るを期待したい。
2.インドはロシアの戦争を終わらせるか
【記事要旨】
インドはロシアとも欧米とも関係が良好で地政学的な力を発揮することが期待される。今週インドの外相は訪露して首脳と会談予定だ。インドのロシア産原油の輸入増加や露への国連での非難決議に参加しなかったことはウクライナと欧米を怒らせモた。ただ、モディ首相はプーチン大統領に「今は戦争の時代では無い」とも発言している。
【コメント】
インドは今回の立ち回りで国連の常任理事国入りを目指しているとの観測もある。
3.中国のゼロコロナが子供の命を奪う
【記事要旨】
厳格な行動規制のせいで子供が病院で受診できず亡くなった3歳児の話だ。ハイリスクエリアに住む家族の3歳児は病院に受け入れられず遠隔診療のみ。父親はファン巣を乗り越えて子供を病院へ運ぶが亡くなった。この間の画像がSNSで広がったが当局は削除している。
【コメント】
ゼロコロナは緩和されるという予想が一般的だが、どうなるのだろうか。
その他:
北朝鮮をめぐる緊張
North Korea launched more missiles on Saturday. Hours later, the U.S. flew bombers over the Korean Peninsula for the first time since 2017.
ドイツの首相の中国での動き
Olaf Scholz, the German chancellor, visited Beijing last week. He said that China and the E.U. were working to approve each other’s Covid vaccines.
トランプが出馬?
Donald Trump is expected to announce a 2024 presidential run as soon as this month.
2022年11月7日 月曜日