ニューヨーク・タイムズ電子版より
今日の一言:
「水無月」
雨が大量に降るのに水無月とは? 今まで水の無かった田んぼに水を注ぎ入れる頃であることから、「水無月」や「水月(みなづき・すいげつ)」「水張月(みずはりづき)」と呼ばれるようになったそうだ。
雨の月曜日、気分を変えて頑張りましょう。
1.ロシア、キエフをミサイル攻撃
【記事要旨】
ロシアが1か月以上行っていなかったキエフへのミサイル攻撃を再開。少なくとも5発が撃ち込まれ、うち1発は原子力発電所の上を低空で通過した。ロシアは軍事目標を攻撃と述べるが、市民数人が負傷。
【コメント】
原発が攻撃されれば核攻撃と同じになるという恐れが現実になりそう。日本でも防衛費増額の議論が盛んだが、ウクライナの原発はミサイル攻撃への防御態勢はどうしているのかといった事実関係の報道は皆無。
2.カシミールでの暴動からヒンズー教徒が避難
【記事要旨】
カシミールでの暴動激化でヒンズー教徒が大量に退避を始めた。19080年代、1990年代にも起きた反ヒンズーの暴動。モディ政権はカシミールの自治権に大幅制限を加え、地域のヒンズー化が安定の証拠だと主張し、ヒンズー教徒の退避をブロックしている。
【コメント】
新疆ウイグルの漢民族化と同様なことがカシミールでインドによって行われていたのだと認識。
3.天安門事件追悼の夕べ
【記事要旨】
1989年6月4日に天安門で発生した民主化デモの武力弾圧で死者多数が発生した事件の追悼行事が香港では2020年に禁止されて以来今年も行われなかった。それに代わって台北が慰霊追悼の場所となり、事件の追悼、香港への共感、新疆ウイグルでの人権弾圧への抗議が行われた。
【コメント】
中国に拘束された香港の人権活動家は今どうしているのだろうか。
その他:
北朝鮮のミサイル発射
North Korea launched eight short-range missiles on Sunday, a day after the U.S. and South Korea finished joint naval exercises in the East China Sea.
豪州とニュージーランドでの革新政権と英王室
Political shifts in Australia and New Zealand may lead to a “divorce” from the British monarchy.
英国、世界の優秀な大学卒業生にビザ
The U.K. unveiled a “best and brightest visa” to entice graduates of top-ranked universities in the U.S., Canada, Asia and parts of the Pacific to move to Britain for two years.
(説明:日本では京大と東大が対象だそうだ。こんなシステムは日本でも取り入れたら良いのではないかと思う。日本の教育は抜本的な見直しが必要だ)
(2022年6月6日 月曜日)