N.Y. Times 電子版より
今日の一言:
米国ダウ平均が乱高下している。米国の投資家が迷っている表れだ。基本的には米国の起業家精神に期待するしかない状況だ。企業の投資が増えればインフレは沈静化するからだ。
日本市場は海外の影響が6割。米国以上に腰の据わらない国内投資家が4割だ。日本市場の乱高下は避けられない。さて、小規模投資家としてはどうするか。こうした際はボラティリティに掛ける投資商品が選択肢の一つになる。
1.ロシア、マリウポリで残忍な攻勢へ
【記事要旨】
抵抗を続けるアゾフスタル製鉄所を包囲しまだ200人ほどの民間人がいる地下エリアへ市街戦を開始した。東部の要衝であるクラマトルスクへのミサイル攻撃も激化。露は5月9日の戦勝記念日前に大きな勝利をアピールしたい模様。ウ軍はカリキウ付近では露軍を数十マイル押し返す。西側の批判に関わらずインドは露原油の安値購入を続ける。露の12人の将官が死亡について米はウを支援。
【感想】
ここ数日来膠着化している報道が続く。こうしている間も戦火の下で生きている人を思うと心が痛む。
2.パンデミックの死者数増加
【記事要旨】
WHOは統計を見なおしコロナによる過去2年間の死者を約15百万人増やす。コロナによる死者と疾患により治療されなかった死者の合計。各国政府の発表の合計は6百万人だったので政府のコロナ対応の甘さを示すもの。2021年には平常の死者より18%多い10百万人の死者を数えた。誤差の多くはインドで、今年の死者は政府は死者48万人と発表するがWHOは480万人と推計。
【感想】
WHOのポジショントークの印象をぬぐえない。
先進国では、死者数はもう気にならないレベル。心配すべきは、コロナが子供の心に与える影響だろう。先々に影響する問題だから。
3.イラクで砂嵐
【記事要旨】
ここ数か月で7個目の砂嵐がイラクを襲い5000人以上が呼吸障害に。20年前は年間2個程度だったが今年は20個ほどの発生が予想される。水不足、雨量不足、気温上昇が事態を悪化させる。2016年に中東・北アフリカで約130億ドルのGDPが砂嵐で失われたと国連は推計。
【感想】
映像で見ると一寸先も見えないような砂嵐だ。内戦を止めて国民が揃って乱開発を防ぎ治水を行い水資源を開発管理する方向に向かえないものだろうか。
その他:
岸田さんとにこやかに会っていましたが
The U.K.’s local elections will pose a test for Boris Johnson, Britain’s scandal-prone prime minister. If the Conservative Party loses, his leadership could be on the line.
マスクはアンマスクされる
Elon Musk has brought in new investors to contribute $7 billion toward his Twitter deal. The Times looked at how his childhood in apartheid South Africa may have shaped his worldview.
人骨の年代判断はこんなに難しいのですかね
Mexican authorities thought they had found a contemporary crime scene when they discovered dozens of skulls in 2012. Now, archaeologists think they were the victims of sacrificial killings more than 1,000 years ago instead of casualties from gang warfare.
(2022.5.6 Friday)